shorakuji Nara Yucho Shuzo

一献献上 Vol. 41

早春に春を告げる花として”梅の花” を思い出します。まだ寒い時期に先駆けてその小さな蕾を膨らませる”春を告げる花” 。子に時期、バンクーバーは雨も多く、まだ寒い日が続きます。バンクーバーの春はもう少し先のようですね。
New Year Osechi 2020

一献献上 Vol. 40

新しい年号・令和になって初めてのお正月を迎えました。『一献献上』の日本酒コラムもこの新年号で40回目の連載となりました。これまで継続できたことは望外の喜びです。皆様に心から厚く御礼を申し上げます。
JETRO Sake Vancouver

一献献上 Vol. 39

11月、寝床から出るのが億劫になってくる季節。霜月に入ると暦上ではすぐ立冬(11月8日)です。短い秋も終わり、冬の気配が立ち始める頃です。11月のバンクーバーは気温もぐっと下がり、年間で最も雨が多い季節でもあります。
sake autumn Food

一献献上 Vol. 38

10月に入ると寒露の候、暦上では初冬で朝露が凍り、北から美しい紅葉の見頃が南下し始める時期でしょうか。この時期は「味覚の秋」。たくさんの季節の旬の食材も私達を楽しませてくれます。
Sake Rice

一献献上 Vol. 37

 9月は、二十四節気で言う白露(はくろ)や秋分の日(9月23日)があり、昼と夜の長さがほぼ等しくなる頃で、日増しに秋も深まり朝晩冷え込む時期になりました。また9月は稲穂がいよいよ稔り、稲刈りも間近です。

一献献上 Vol. 36

暑中お見舞い申し上げます。この時期ちょっとした心添えで便りを送る暑中見舞いや残暑見舞いという習慣が日本にはありますね。相手のことを思い、友人や知人を気遣う夏の「暑中・残暑見舞い」をしたためてみませんか。
SAKE rice Yamagata

一献献上 Vol. 35

7月は子供の頃から親しんできた「七夕(たなばた)」を思い出します。七夕の節句は、五節句のひとつ「七夕(しちせき)」と言われ、中国に古くから伝わる牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)星の話と、日本古来の農耕儀礼にある棚機津女(たなばたつめ)の信仰から、七夕の節句として親しまれるようになったそうです。
sake Masu wooden Cup

一献献上 Vol. 34

京都に「水無月(みなづき)」という和菓子があります。葛(くず)の上に小豆をのせた三角形のもちもちした食感の京菓子です。氷に見立てたこのお菓子をこの時期に食べる理由をご存知ですか?
sake barrel

一献献上 Vol. 33

新元号『令和』がはじまりましたね。この新元号「令和」の出展は中国の漢籍から求めず、今回初めて日本最古の歌集である『万葉集』から引用されたそうです。
junma dewanosato

一献献上 Vol. 32

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明りて…。「枕草子」第一段、冒頭の有名な一節です。それは「春の季節は、ほのぼのと夜が明け始めようとする頃が、何とも趣があって良い…」という描き出しで始まります。
Sake Masu Sakura Ginjo

一献献上 Vol. 31

3月・弥生(やよい)の桃の節句は、1年の春を迎える季節の節目です。2月に梅が香り、3月には桃の花が生き物を目覚めさせ、そして4月に桜前線が北上し、各地で美しい花が私たちの目を楽しませてくれます。待ちに待った“春”の気配を感じる季節です。
Nanko Ume CHOYA UMESHU

一献献上 Vol. 30

2月・如月(きさらぎ)は冬が極まり、春の気配が立ち始める立春月、梅見月(うめみつき)とも呼ばれ、季節の始まり、梅の花が美しく香りたつ季節でもあります。梅の花は、他の花に先駆けて咲くので春の到来の象徴として昔より人々に親しまれてきました。