日刊木材新聞に掲載されました
MSL防音製品が、2019年1月9日発行の日刊木材新聞の”これぞヒット商品”とし て取り上げられました。
2019年1月9日 日刊木材新聞 掲載記事
これぞヒット商品 高性能防音材
ウッドファイバー防音パネル「ソノパン・ツー」を主力とした防音製品製造販売のMSL社（ケベック州）は、本格的に日本市場への販売を開始、建材販社、ビルダーなどと連携し、販売代理店方式で市場拡大に取り組んでいる。
日本向け輸出販売窓口はアクシスプランニング（BC州、小西隆之社長）。ウッドファイバー防音材の北米大手で、特に環境配慮型高付加価値メーカーとして知られるMSL社の強みを全面に出し、優れた防音性能を日本の建築業界に提案していく。
独自開発のくぼみが音や振動を抑制
MSL社防音材の原材料は製材工場や建築現場で発生した木質廃材やウッドチップ。主製品であるソノパン・ツーは、原材料を繊維状にした後、500℃の高温乾燥工程を経て成形される。最も重要な点は、加工工程で原板表面に大きさや深さの異なる特殊なくぼみ（ディンプル）を入れる点だ。表面に施されたディンプルで製品比重に変化を付け、広範囲の周波数を吸収、音や振動の伝達を抑制する。
防音性能に特化した製品だが、断熱効果もある。
壁、天井用があり、日本向けは3×6、3×8判19ミリ厚で出荷する。MSL社の製造工場は、外部に排水を出さない完全閉ループシステムを導入、原材料の大半もリサイクル材としており、ウッドファイバーパネル使用後は、そのまま廃棄することができる。日本のエコマーク認定も取得している。
ソノパン・ツーとリフレクソー
ソノパン・ツーとあわせ、リサイクルポリエステル繊維を原材料とし、金属製フィルム表面材と組み合わせた壁、天井用防音メンブレン「リフレクソー」も提案する。同製品は、ソノパン・ツーを施工する際に、継ぎ目や隙間から漏れ出す音を正確に密閉し、防音効果を一層向上させる副資材だ。臭い、煙、一酸化炭素、カビなどが隣室へ移動することも遮断する。
このほか、用途に応じて複数の防音材製品も取りそろえる。
販売窓口であるアクシスプランニングでは、日本市場での需要拡大に向け、販売代理店方式を採用、既に複数の事業所が代理店として参入し始めた。同社では、優れた防音性能を十分発揮するためには適切な施工が重要との考え方から、日本代理店と連携して施工セミナーも各地で開始した。（2019年1月9日 日刊木材新聞 掲載記事より）
SONOpanIIとRefleXorが施行された現場（カナダ・シェラトン・サンティアシント・ホテル）
MSL施工事例：シェラトン サンティアシントホテル
新聞に掲載された写真は、2018年に建設されたカナダ・シェラトン・サンティアシントホテルに施工された際の写真です。
>>施工事例シェラトンホテル詳細ページへ
お問い合わせ
2018年度は施工実演セミナーを開催し、商品や施工に関するお問い合わせを多数いただいております。MSL社の防音製品は、新築に限らずリノベーションにも対応しています。騒音問題になる前に、防音対策をしっかり見直してみるのはいかがですか。詳しくはお問い合わせください。
