京都 北川本家

京の老舗酒造 北川本家

現在では酒どころと知られる京都の伏見。それもそのはず、伏見は良質な水源に恵まれ、その水の豊かさを背景に酒造りが盛んで、たくさんの酒造が軒をつらねます。

北川本家の創業は江戸時代(1657年)にまで遡り、360年という伏見の中でも歴史の長い酒蔵です。当時は船宿を営み、宿に来たお客様にふるまうためのお酒を造りだしたことが始まりだそうです。創業年も実は定かではなく、記録が残っているのが1657年ということですので、もしかしたら創業はそれ以前かもしれないということです。

カナダで飲める北川本家の銘酒

そんな北川本家の銘酒「富翁」がカナダでもお楽しみいただけます。
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kitagawa Honke Tomio

京の銘酒 富翁

京都の食中酒

北川本家の銘酒「富翁」は京都府や岡山県で生産されている酒造好適米「山田錦」を原料に醸造しています。使用する米にもこだわり、時には契約農家のお手伝いをすることもあるようです。

飽きのこない「富翁」は、食中酒として京の食文化とともに進化し、京料理の脇役に徹しつつ、いつの時代でもどんな食事にもあう日本酒です。京の凛とした強さと、はんなりとした優しさを感じる味です。

名前の由来

「富翁」とは儒教の基本書とされる中国・四書五経からのことば「富此翁」にちなんでつけられ、富とは精神的な豊かさを意味し、「心の豊かな人は晩年になって幸せになる」という意味だそうです。

Kitagawa Honke Tomio
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進化し続ける老舗酒造

これからの富翁

北川本家は伝統や技を継承しながらも新しい設備や技術なども積極的に取り入れ、日本酒という文化を引き継いできました。

北川本家14代目当主北川幸宏氏は「富翁」ブランドを「歴史を感じる京の定番酒(さけ)」と新たな位置づけをし、次の世代にも今までと変わらず美味しい日本酒作り続けます。

おきな屋

蔵に隣接する気軽に立ち寄れるアンテナショップ”おきな屋”では、テイスティングはもちろん、契約農家からのお米や期間限定のお酒なども購入できます。おきな屋には蔵から運ばれたタンクがあり、その場で瓶詰めしたお酒を購入することもできます。

清酒だけでなく焼酎や女性向けの美肌純米酒なども積極的に製造販売しています。

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