一献献上 Vol. 29
2016年8月からスタートした日本酒コラム記事『一献献上』も今回で29回を数え、3回目のお正月を迎えることになりました。読者の皆様に厚く御礼を申し上げます。今年も皆さんに日本酒を楽しんで頂けるようなヒントになればと心より願っています。
一献献上 Vol. 28
12月に入り年の瀬の慌ただしさが日に日に増している頃です。師走は、師(僧侶)も走り回るほど忙しい月という意味ですが、「年が果てる」から“しはす”となったなど所説様々あるようです。
一献献上 Vol. 27
日本でawa酒協会が認定するスパークリング日本酒のお披露目会が開催されました。バンクーバーでは恒例のSAKE FESTも開催され、日本酒はますます注目されています。
一献献上 Vol. 26
神がいない月、10月。10月は旧暦で「神無月(かんなづき)」と呼ばれ、その由来は八百万(やおよろず)の神様達が出雲大社に集まり、国許(くにもと)から神様がいなくなることから、神がいない月として神無月と呼ばれるようになったそうです。
一献献上 Vol. 25
今年で3回目を迎える西カナダ最大規模となる日本酒イベント、日本酒BC州日本酒協会(SABC)主催の『Vancouver Sake Fest '18』開催のお知らせ。
一献献上 Vol. 24
8月は別名「葉月(はづき)」、「穂張月(ほはりづき)、「仲秋(ちゅうしゅう)」などと呼び名は様々ですが、落葉し始める月(8月)として「葉月」と呼ばれるようになりました。今月から暦の上では秋とはいうものの、まだまだ残暑の厳しい日が続くと思われます。
一献献上 Vol. 23
7月・文月(ふづき)
「文月や 六日も常の 夜には似ず」とは、芭蕉が越後路を歩いた時、七夕前夜の7月6日、常の夜とは違い、何となく心が弾むような感慨にふけった夏の夜を詠った俳句です。
一献献上 Vol. 22
6月・水無月(みなづき)
6月は旧暦で「水無月」と呼ばれ、「梅雨時なのに水がない?」と思われるかも分かりませんが、これは「水の月」を意味するのと「田に水を引く月」に由来するようです。
一献献上 Vol. 21
5月・皐月(さつき)
早いものでもう立夏(5月5日)、夏の始まりです。5月は旧暦で「皐月」、早苗月や五月雨月などと呼び名は様々なようですが、いずれも耕作を意味する言葉に由来しているようです。
一献献上 Vol. 20
4月・卯月(うづき)
4月は旧暦で卯月、稲を植える月で「植月」が転じたとも言われていますが、卯の花が咲く月「卯の花月」を略したものというのが定説のようです。
一献献上 Vol. 19
3月・弥生(やよい)
3月は旧暦で弥生、今の暦で言えば、啓蟄(けいちつ:3月6日)つまり大地が温まり冬眠していた動物たちが目を覚ます時です。そして三寒四温から日を追うごとに暖かさを増して春に近づいていく頃です。
一献献上 Vol. 18
2月・如月(きさらぎ)
2月は旧暦で如月と呼ばれていますが、衣更着月、梅見月、仲春などとも呼ばれています。如月は諸説あるようですが、寒さがぶりかえし衣を更に着る月として「衣更着(木さらぎ)」からきているようです。