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SONObase

防音パネル(床用/防音/遮音/吸音/断熱)

SONObase (ソノベース) は、リサイクル高密度繊維板と弾力ポリマー膜から成る床用防音パネル。マンションなどで気になる固体伝播音の防音に最適で、フローリングやハードウッドの床にも対応。

床のための防音パネル

吸音性の高いSONObaseは、住宅や商業ビルの床システムを通して伝達される音、構造体を伝わる個体伝播音と空気を媒体として伝わる空気伝播音の両方に対応します。

高密度繊維板は空中音を包み込み、弾力ポリマー膜は衝撃音を防ぎます。

4VOC基準適合製品

SONObaseは、アレルギーシックハウス症候群の原因とされている物質、トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン(4VOC)の値が「建材からのVOC放散速度基準」に適合しています。(社)日本建材・住宅設備産業協会(建産協)のVOC 自主表示制度を利用しています。

使用場所

集合住宅 / マンション / 商業施設 / 公共施設 など

SONObase製品情報

名称SONObase (ソノベース)
パネルサイズ(3 x 6 版)910 mm x 1820 mm / 厚さ 11 mm
重量5.6kg
面密度352.40 kg/㎥
表面積1.65 ㎡
成分リサイクル木材繊維
ポリマー
用途床用 / 防音 / 遮音
使用場所マンションなどで気になる固体伝播音の防音に最適
マンション、集合住宅、商業ビル等
原産国カナダ
sonobase480x480

施工方法

フローリングやハードウッドの床に最適。SONObaseの上に直接施工が可能です。

保管・取扱い

天候に左右されない乾燥した場所にて保管

施行条件

  • MSL社、音響技師、設計者及び関連製品製造メーカーの指示に従う
  • 施工前の作業現場の安全基準を確認
  • 現場の溶接作業に伴う火花等の飛び火などに充分注意

施行方法(1)

  1. SONObaseは、他の建材が散乱していない清潔で平らな⾯に施⼯
    パネルが貼られる表面材料は、建築計画および仕様書に応じて施工する必要有
  2. MSL S-63や同等の接着剤を使⽤し、SONObaseパネルを下張り床へ接着
  3. 接着剤は、まんべんなく表⾯全体に塗布する
    パネルの緑⾊⾯を常に上向きにして施工
    床仕上げ材を施⼯する前は、少なくとも24時間以上、または接着剤メーカーの推奨に従い接着剤を乾燥させる
  4. パネルのつなぎ目はしっかりと突き合わせる
    互いのつなぎ目の両端は、約610mmずらす
    全てのギャップは音響シール材で慎重に埋める
  5. 各SONObaseの床⾯と各開⼝部周りに約9.5mmの隙間を残す
    SONObase上にに施工する全ての建材についても、同じ手順で実施
    部屋の周囲や、他の建材の隙間まわりには、音響シール材を使用して全て埋める
  6. 幅木は床仕上げ材に対して直接施工しない
    床から壁への振動の伝達を回避するため、3.2mmの隙間を確保

施行方法(2)

(床仕上げ材の施工)

  1. <単層フローティング(置敷き型)フロアへの施工>
    フローティング(置敷き型)の床は、直接SONObaseの上に施工
  2. <プランクまたは複合フローリングフロアへの施工>
    床製造メーカーの推奨に従いプランクまたは複合フローリングを施⼯
    板は、前述の接着剤を使⽤して、SONObaseに正確に接着する事
  3. <従来の単層フローリング>
    16mmのさねつぎ(凹凸)合板の上に、従来の19mm単層フローリング板、もしくは16mm x 102mm の合板を芯芯間254mmで施⼯
    合板はSONObaseに前述の接着剤を使⽤して接着して施工
  4. <その他(接着型タイル、カーペット、ビニル)>
    カーペットやビニルなど全ての床仕上げ材は、厚さ9.5mm以上の合板の上で設置する必要がある
    前述の接着剤を使⽤して、SONObaseに正確に接着する事
  5. <セラミックタイル>
    12.7mmさねつぎ(凹凸)合板を施⼯し、前述の接着剤を使⽤してSONObaseパネルを接着
    25mmの⽊⽤ネジを使⽤し、2枚⽬の12.7mmさねつぎ(凹凸)合板を最初の合板の層に施工

施行方法(3)

(コンクリートスラブ/スクリード上への施工)

  1. SONObaseの端をしっかりと付き合わせる
    パネル端の継ぎ⽬は約610mmずらして施工
    パネルのつなぎ⽬の隙間は、音響シール材で埋める

  2. 完成するコンクリートスラブ・スクリードと同じ高さを調整し、SONObaseのストリップを部屋の周囲、床表⾯または他の隙間と垂直に施⼯

  3. SONObase表⾯に6mmのポリエチレン層を施⼯
    ポリエチレン層の継ぎ⽬は153mm重複させ、周囲及びすべてのつなぎ⽬は防⽔テープ(例:ダックテープ)を使⽤して密封させる

注意点

  • 国立建築コードの指定された全ての要件に沿っているか確認して下さい。
  • SONObaseを施工する前に、全ての構造振動を修正をする必要があります。
  • 施工する前に、MSL社、エンジニア、建築家または音響技師と適用を確認して下さい。
  • 建築家やエンジニアに、建物の構造が、偏向が1/360未満のスパンで、エクスパンションジョイントが確認され、計画に示されている追加の負荷に耐えることができるか確認して下さい。

施工に関連した製品

この施工に関連した製下の通り(これらだけとは限りません。)

  • コンクリートスラブ/スクリード
  • 合板
  • 音響シール材
  • 接着剤
  • セラミックタイル
  • ⼱⽊断熱材
  • 床仕上げ材
  • カーペット
  • ジョイントエクスパンション
  • モルタルセメント
  • 糊付けタイル
  • ビニル
  • 単層フローリング材
  • 置き式型⼯法床材
  • 複層フローリング材(置き式型⼯法)

テクニカルデータ

テクニカルデータシート / SONObase
性質要件基準値
破断横荷重ASTM C-209-105.44 kg
空気質
(CRI indoor quality program)
Category cc-10Standard
(cc – 902245)
吸水率 ASTM C-209-145 % P / V max.
線膨張率ASTM D-1037-240.08 %
圧縮強度ASTM C-165 (A)131.68 kg / cm²
熱抵抗ASTM C-518 R = 1.45
RSI = 0.26
環境に優しい性質
環境に優しい性質
揮発性有機化合物 0%
100%リサイクル木材繊維